青森県十和田市の中心街で11日、サンタクロースに扮した警察官たちが、ドライバーへ夕暮れ時や夜間の安全運転を呼びかけました。

十和田警察署 高橋肇 署長
「冬の交通安全運動始まりました。スリップ事故や歩行者を守る運転、安全運転でよろしくお願いします」

赤と白の服装に、たくわえた白いひげ。交通安全を訴えたのは“サンタクロース”です。

このサンタは、フィンランドからやってきたのではなく、十和田警察署の警察官と地区の交通安全協会の会員たちです。

この目立つ装いで、11日は十和田市の中心街に繰り出し、ドライバーにチラシを配りながら事故が起きやすい夕暮れ時の早めのライト点灯や、夜間の安全運転などを呼びかけました。

十和田地区交通安全協会青年部 石田朋也 部長
「この格好をするとドライバーのみなさんが振り向いてくれるので、この格好でやっていました。暗くなるのが早い時期なので、早めの点灯をして、歩行者の皆さまに気をつけていただければ」

県警察本部によりますと、過去5年間で10月~12月に発生した交通事故で死亡した人と大けがをした人は417人で、このうち全体の半数以上にあたる220人は日没前後の薄暮から夜間の事故でした。

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