山梨県内のガソリン価格が発表され1Lあたり175.1円で2週連続の値上がりとなりました。
今後は段階的に補助金が減額されるため来年には185円程度に値上がりする可能性があります。

資源エネルギー庁によりますと12月9日時点の県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は、1Lあたり175.1円で前の週より0.4円値上がりしました。
値上がりは2週連続です。

政府はこれまで本来190円前後となっているガソリン価格を石油元売り業者へ補助金を出し175円前後に抑えてきました。

しかしこの補助金が12月19日から5円程度、来月16日からはさらに5円程度縮小されるため、来年には185円程度まで値上がりする可能性があります。

富士吉田市上吉田にあるこちらのガソリンスタンドではレギュラー1リットルあたり178円で先週より2円値上げしました。


スタンドによりますとコロナ禍以降、量や金額を指定して入れるドライバーが増えたということで補助金が縮小される12月19日以降の売り上げの減少を懸念しています。

apollo station吉田SS 渡辺勲社長:
「コロナになってから売り上げが落ちていて単価を上げないと、もうスタンドもやっていけないです」

ドライバーは:
「困りますね本当に。電気自動車に変えるだね」


物価高騰が続く中、年末年始の帰省や旅行シーズンに、ガソリンに対する補助金の縮小が家計を直撃することになりそうです。

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