マッチングアプリをきっかけに現金をだまし取られるSNS型ロマンス詐欺の被害が相次いで確認されました。

40代男性と30代女性が、ともにおよそ1000万円の被害にあっています。

警察によりますと今年9月上旬、上山市の40代男性はマッチングアプリをきっかけに女性を名乗る人物とLINEでやり取りするようになったということです。

その後男性は、女性を名乗る人物から投資を勧められ、指定された口座に13回にわたり、あわせて1000万円を振り込みました。

男性は伝えられた投資サイトの表示を見て利益が出ていると思っていたということです。

しかし、出金しようとしたところ、女性を名乗る人物から「税金を納める必要がある」などと言われ、その後連絡が取れなくなったことから不審に思い、警察に相談して被害がわかりました。

また、朝日町の30代女性はマッチングアプリで知り合った男性を名乗る人物とLINEでやり取りをするようになりました。

その後、女性は副業を勧められるなどして、指定口座に1081万円を振り込みだまし取られたということです。

警察では直接会ったことがない相手から金を要求されたら詐欺だとして、SNSで金の話をされたら詐欺を疑い警察に相談するよう呼び掛けています。

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