葬儀や墓など、生前に死後の準備しておく、いわゆる“終活”を支援するための条例案が岡山市に提出されました。

岡山市議会議員で作るプロジェクトチームのメンバー7人が大森市長に条例案を提出しました。岡山市は2000年からの20年間で、65歳以上の単身世帯の数が約2倍増加するなど高齢化が進んでいる現状を踏まえ、条例案には「人生の最終段階」にどのような医療を受けるかを家族と話し合う「人生会議」の普及・啓発や、死後の手続きに必要な情報を書き留める市独自の「エンディングノート」の作成などを盛り込んでいます。

(終活支援条例制定に関するプロジェクトチーム(仮称) 江田厚志市議)
「しっかり向き合ってもらうための条例に仕上げていけているかなと。皆さんが(終活を)考えるきっかけにものになってもらえたら」

岡山市議会は、現在実施している条例案へのパブリックコメントも踏まえて条文をまとめ、来年2月の定例市議会に議案を提出する予定です。

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