広島で被爆した小倉桂子さんが11日(現地時間)、ノルウェーで開かれたノーベル平和賞のフォーラムに参加し核廃絶に向けた思いを語りました。
「その瞬間、閃光とともに目の前が真っ白になりました」。ノルウェーのオスロ大学で開かれた核軍縮フォーラムで、小倉桂子さんは英語で自身の被爆体験を語りました。
小倉さんは40年にわたって英語で被爆の実相を伝え続けてきました。去年行われたG7広島サミットでは各国首脳とも面談。しかしその後も世界情勢は悪化し続けているとの思いから、「誰かに頼るのではなく、私たち一人一人が行動を起こそう」と訴えました。
小倉桂子さん
「いつの日か、必ず核廃絶はできると信じています」
小倉さんは12日(現地時間)も、現地の中学生に被爆証言をする予定です。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。