2024年の一年を表す「今年の漢字」が12日、京都の清水寺で発表されました。おととしは「戦」、去年は「税」が選ばれましたが、今年は『金』に決まりました。

今年、パリで開催されたオリンピック・パラリンピックの日本人選手や、大谷翔平選手などの活躍による光の『金(きん)』と、政治の裏金問題、闇バイトによる強盗事件、止まらない物価高騰など影の『金(かね)』の2つの面で選ばれました。この漢字が選ばれるのは、5回目です。

2位以下では、元日に起きた能登半島地震、その後の豪雨に心配を寄せた災害の『災』、地震の『震』。大谷翔平選手の活躍による『翔』『大』が選ばれています。

そのほか、衆議院議員選挙や東京都知事選が話題になったことから『選』、米不足やアメリカでの大統領選挙による『米』が並びました。

また、1位の『金(かね)』に関連した話題として、『闇』『高』『裏』『政』が、12位から15位を独占しています。

今年も明るい話題、暗いニュースと多くの出来事がありました。来年は、ポジティブな言葉が多く並ぶと良いですね。

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