宮城県名取市の内湾に係留されていた小型漁船6隻から、船外機が盗まれていたことが分かりました。12月2日には、気仙沼市の漁港でも同じ様な窃盗事件があり、警察が調べを進めています。
被害にあったのは、名取市閖上の内湾に係留されていたシジミ漁の小型漁船6隻です。警察によりますと、11月下旬、船の所有者らが漁に出ようとした際、船外機6台、時価総額100万円相当がなくなっていることに気づき、警察に被害届を提出したということです。
中村洋輝記者:
「被害が発覚した11月下旬は、シジミ漁のシーズンも終わり現場は人気もなく閑散としていたということです」
船外機は、ボルトやワイヤーで船に固定されているものの、工具などを使えば取り外せるということです。
被害にあった人の親戚:
「船に名前があるからそれを見ると、うちのおじの船から船外機がなくなっていた。かわいそうに年寄りから盗みやがって」
12月2日には気仙沼市の前浜漁港に係留中の漁船で同じ様な被害が確認されています。
警察は、転売目的の可能性を視野に捜査を進めるとともに、2つの事件の関連性を調べています。
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