年末は、高校スポーツの全国大会が様々な競技で開催されますが、今回は、駅伝に注目します。
宮崎県代表として、男女そろって都大路に挑む小林高校。それぞれの目標に向かって練習に励んでいます。
60回目の出場 男子駅伝部 目標は5位以内
60回目の全国出場となる小林高校男子駅伝部。今年は5位以内を目標に練習に励んでいます。
その目標達成のうえでカギとなりそうなのがレースの前半。
(小林高校男子駅伝部 上原将平監督)
「起伏に対応できていない。去年の全国高校駅伝で言えば、1・3区が思うような走りができなかったというところで、上りの強化というところを年間を通して強化してきた」
各校のエースが集まる1区を任されるのは飯田ケビン選手。
去年は、6区で区間2位だった飯田選手は、この1年でスタミナを強化してきました。
(小林高校男子駅伝部 飯田ケビン選手・3年)
「今年の1区は全国のハイレベルな選手たちが集まるところだと思うので、その選手たちと一緒に戦えることを楽しみにしながら走っていきたいと思う」
そして、去年、アンカーを任された小中野 翔 選手は、今年、起伏の多い3区で起用。積極的なレース展開でチームに勢いをつけます。
(小林高校男子駅伝部 小中野 翔 選手・3年)
「自分の強みは、単独走でしっかりハイペースで押していくというところが強みだと思うので、しっかりハイペースで1人で押していくというところを意識してやっていきたい」
去年は、入賞まであと一歩の9位に終わった小林。
去年の悔しさをバネにチーム一丸、目標達成を目指します。
(小林高校男子駅伝部 城間大空主将・3年)
「去年、自分たち小林高校として都大路で8位と7秒差で9位という結果に終わってしまって、1人1秒縮めていたら入賞できたというところで、1人1秒というところを大切にして取り組んできた」
(男子全員)「都大路、5位入賞。頑張るぞ」
6年連続23回目の出場 女子駅伝部 6位以内を目標
続いて、6年連続、23回目の出場となる女子。
今年は「全員駅伝」をテーマに6位以内を目指します。
(小林高校女子駅伝部 佐々木秀行監督)
「出走する5名だけが主役ではなく、出走はひとつの役割であって、サポートであったり、応援であったり、全員がそれぞれの役割で主役になって22名の部員がひとつになって戦うというところを大事にしている」
チームを引っ張るのは、キャプテンの石川美沙希選手。
27位という結果に終わった去年の都大路での悔しさをバネに、目標達成を目指します。
(小林高校女子駅伝部 石川美沙希主将・3年)
「去年の経験をいかして、今年はどういう展開になっても、しっかりいい流れを作って、入賞を達成できるようにしたい」
注目は、県大会の2区で12年ぶりの区間新記録をマークした2年生の谷口月奈選手。
全国大会でも献身的な走りでチームに勢いをもたらします。
(小林高校女子駅伝部 谷口月奈選手・2年)
「チームに勢いづける走りと、みんなに安心してもらえるような走りをしたいと思っている。今までの小林高校の歴史を塗り替えたいと思っている」
そして、1年生ながらスタミナとスピードを兼ね備えている中村梨央奈選手にも期待がかかります。
(小林高校女子駅伝部 中村央奈選手・1年)
「最初から積極的な走りで、最後まで粘り強さを見せて、入賞が見える位置でたすきを渡したい」
(女子全員)「都大路、6位入賞目指して頑張るぞ」
全国高校駅伝は今月22日に京都市で開かれ、県勢は、小林の男女のほか南九州代表として宮崎日大の男子も出場します。
※MRTテレビ「Check!」12月11日(水)放送分から
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。