5日の端午の節句を前に、子どもの健やかな成長を願う泣き相撲大会が大分県国東市で開かれました。

泣き相撲大会は国東市国東町の歴史資料館「弥生のムラ」で行われ、各地から1歳までの赤ちゃん41人が参加。コロナ禍が明けたことで5年ぶりに開催されました。

取組は1対1で行われ、スタッフに抱きかかえられた赤ちゃんが、泣き始めるまでの早さを競います。

(参加者インタ)「一瞬で泣きました勝ちました」「かわいかったです癒されました」「イベントが思った以上に盛りだくさんで楽しかったです」「元気に育ってもらって自分のやりたいことを見つけてもらえたら嬉しいです」

また、子どもが元気に成長するように願いを込めて「餅ふみ・餅かるい」も行われました。子どもたちは大人に支えられながら小さな足で一生懸命に餅の上に立ちました。

このほか、筆やバットなどの道具を選んで将来の職業を占う物えらびも行われました。

(国東市歴史体験学習館協議会 郷司信義会長)「この地区は過疎化で子どもの泣き声がめったに聞けない。きょうは子どもの声がたくさんして嬉しい。国東に子どもたちがいっぱいあふれるような地域になってほしいと思います」

会場は子どもたちの泣き声や笑い声に包まれました。

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