◆効率化は医療者サイドで完結する改革
【ペンネーム:紫雪さん 77歳 神戸市】 平将明デジタル相は、マイナ保険証のメリットについて「医療にかかる社会保障全体の金額のボリューム感を是非、頭に入れていただきたい。デジタル化するときに出てくるメリットも(免許証とは)ちょっと桁が違います」と主張しています。 しかし、事実としてマイナ保険証の導入が医療の適正化及び医療費の抑制にどの程度効果があるのでしょうか? まさか、保険証を使いづらくして診療件数を抑え、高齢者や障害者等の弱者の命と引き換えに医療費を削減しようとしているのではないですよね? 医療DX(デジタルトランスフォーメーション)は、カルテの管理とレセプト(医療機関が保険者に請求する診療報酬の明細書)等の処理等が中心の医療者側の問題であり、その機械化・効率化は医療者サイドで完結することであり、マイナ保険証を押し付けることとは何の関係もないはずです。 国民の生活を健康で豊かなものにする「厚生行政」は、文化度の向上と高齢化の中で、その費用の増大化は避けて通れない事柄です。 研修医の生活苦と、地方診療所の経営困難は目に余る一方、何台もの高級車を乗り回す医者がいるのも事実です。 それゆえに、限られた予算の中でどの分野に財源を重点的に配分するのか、また診療報酬が適正に執行されるシステムをどのように構築していくかは、本当に政治・官僚マターです。 このあたりのことを報道機関は、正確に適正に購読者に報道してもらいたいと思います。 マイナ保険証の費用削減効果についてですが、「マイナ保険証と医療のDXは別のもの」として捉えるべきです。 マイナ保険証がなくても(現在の紙の保険証のままでも)、カルテやレセプトのデータ化・デジタル化さえ進めば、医療業務の適正化・効率化(医療や薬剤の重複支給等の防止)は十分に果たせます。 マイナ保険証がなければ、医療DXが進まないような幻想にだまされているのです。◆マイナ保険証になってもお薬手帳は必要なのに…
【奈良握さん 63歳 団体非常勤職員 神奈川県厚木市】クローン病(炎症性腸疾患)患者の私は、マイナンバーカードを持っていない。 国の指定の特定疾患で医療費補助のための医療証がある。毎回この医療証に医療費を手書きで記載、医療機関の印を押してもらう。 先日受診時に、マイナ保険証になれば、この手続きは不要になるかと尋ねてみた。答えは「不要にはならない」...
残り 1510/2625 文字
「東京新聞デジタル」スタート
この記事は会員限定です。
※宅配(紙)をご購読されている方は、お得な宅配プレミアムプラン(紙の購読料+300円)がオススメです。
会員登録について詳しく見る
よくある質問はこちら
記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。
新規登録 ログインする記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。
新規登録 ログインする記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。
新規登録 ログインする記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。
新規登録 ログインするカテゴリーをフォローする
-
『カテゴリーをフォロー』すると、マイページでまとめて記事を読むことができます。会員の方のみご利用いただけます。
新規登録 ログインする -
『カテゴリーをフォロー』すると、マイページでまとめて記事を読むことができます。会員の方のみご利用いただけます。
新規登録 ログインする
コメントを書く
有料デジタル会員に登録してコメントを書く。(既に会員の方)ログインする。
コメント機能利用規約コメントを投稿しますか?
コメントを削除しますか?
削除しました。
送信しました。
管理者へ報告
コメント機能利用規約に違反していると思う理由を選択し、内容をお知らせください。
報告する理由
内容の詳細
0 /150文字 `; }); $('.report_types').append(type_list); } var pending_count=resjson.data.status.max_rec-(page*no_item); if (resjson.success) { $('#more_button').html("もっと見る "+pending_count+"件"); $('#page').val(resjson.data.status.next_page) $('#comment_count').html(resjson.data.count); if(resjson.data.status.page_no=='1'){ var comment_title=`みんなのコメント${resjson.data.count}件
` $('#lst-comment-001').append(comment_title); } Object.entries(resjson.data.list).forEach(([key, value]) => { if (value.comment_status != 10) { if (value.reply_count == 0) { return; // Skip this iteration if reply_count is 0 } comment_list += `${value.comment_text}
`; if(value.comment_edit_status==10){ comment_list+=`管理者によりコメント編集済み
`; } comment_list+=` `; comment_list+=`コメントに『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。
新規登録 ログインする `; comment_list+=``; //reply section comment_list+=`${value.self_text}
`; reply_list+=``; reply_list+=`${value.comment_text}
`; if(value.comment_edit_status==10){ reply_list+=`管理者によりコメント編集済み
`; } reply_list+=` `; reply_list+=`コメントに『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。
新規登録 ログインする `; reply_list+=`有料デジタル会員に登録してコメントを書く。(既に会員の方)ログインする。
`; $('#reply-comment-' + comment_id).append(commentBox); const textarea = document.getElementsByClassName(`comment_reply_text_${comment_id}`)[0]; const charCount = document.getElementById(`charCount_${comment_id}`); textarea.addEventListener('input', function () { charCount.textContent = this.value.length; if ( this.value.length > 500) { charCount.style.color = 'red'; } else { charCount.style.color = ''; // Reset to default (black) } }); } function getIcon(icon_name,json,type) { if(type==10){ return `manager-icon.png`; }else if(type==20){ return `author-icon.png`; }else{ const iconArray = Object.values(json); if (iconArray.includes(icon_name)) { return icon_name; } return json["0"]; } } function toggleContent(trigger) { var content = $(trigger).siblings('.js-profile-content'); var isVisible = content.is(':visible'); if (isVisible) { content.removeClass('is-open'); } else { content.addClass('is-open'); } content.toggle(); }鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。