11月にアメリカのオークションで、バナナを使ったアートが約9億6000万円で落札されましたが、そのアート作品を富士河口湖町の美術館が再現しました。

ニューヨークで行われた注目のオークションに出品されたのはバナナです!

実はこちら、イタリアの芸術家が手掛けたアート作品で、タイトルは「コメディアン」。

白い壁にバナナをテープで貼り付けただけの作品ですが、落札額は何と!620万ドル、日本円で約9億6000万円に上ります。

この作品を再現しようと富士河口湖町の河口湖音楽と森の美術館が館内の3か所にバナナを展示しました。

美術館は9億6000万円の作品と同じ角度でバナナを貼り付けることにこだわっています。

来館者は:
「作品自体に込められた意味だったりとかこの作品を見てその人がどう思うかっていうところに意義が当てられた商品(作品)かなと」

河口湖音楽と森の美術館 堀内正一副支配人:
「芸術とはなんぞや、そしてこの価値というのが どのような形で生み出されるかっていうのを考えていただくきっかけになればと思います」

芸術の価値を考えるきっかけにしてほしいと、この再現アートは当面の間、展示されるということです。

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