今年10月から11月にかけ、福岡市南区に住む77歳の女性が外務省や警察官を名乗る男らから、現金3400万円をだまし取られていたことがわかりました。
今年10月28日、福岡市南区に住む77歳の女性に外務省を名乗る男から「あなた名義の携帯電話や銀行口座が犯罪に悪用されている。被害届を警察に提出してほしい」などと電話がありました。
その後、電話は転送され警察官を名乗る別の男が「犯罪グループでないことの証明をするため、保有している現金を調べる必要がある」などと女性に伝えたということです。
女性はその後、SNSでやり取りを初め、11月7日から27日にかけて4回にわたり、現金3400万円を指定された東京都の2か所に宅配便で送付。
警察官を名乗る男とSNSで連絡を取ろうとしたところ、アカウントが削除されていたため、詐欺に気付いたということです。
警察は「『現金を宅配便で送れ』は全て詐欺です」と注意を呼びかけています。
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