年末年始に活動を強化します。
奥能登の被災地で多発する空き巣などの犯罪を防ぐため、珠洲警察署と輪島警察署が合同で警戒パトロールにあたります。
警察官「防犯警戒もかねて、こういった珠洲警察署で作ったこういうステッカーをお宅に貼らせてもらってるんですけど」
輪島警察署と珠洲警察署では、「被災地特別警戒実施中」と書かれたマスキングテープを、事業所の入り口や家の玄関に貼って「見える防犯」をアピールしました。
前の年の同じ時期に比べて、空き巣などの“侵入盗”が増加
地震発生以降、全国から作業員やボランティアが訪れていることに便乗して犯罪も増えています。
県警によりますと、元日以降、先月末までに認知した件数は輪島署管内で去年の同じ時期と比べ28件多い100件、珠洲署管内では56件多い107件となっていて、特に空き巣などの侵入盗が目立つということです。
住民
「小型の動力の機械とか、それからアルミ缶置いといてもいつの間にやらなくなっている」
珠洲警察署・生活安全刑事課 岡田倫明 課長
「年末年始になりますと、また帰省などでいろんな方が集まると思います。基本的な防犯対策を行っていただきたいと思う」
警察では防犯カメラの活用や、全署員によるパトロールで監視の目を光らせます。
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