県産のブランド牛肉の品質を高め、さらなるブランド力の向上につなげようと枝肉の品質を競う共進会が開かれました。

藤井響樹アナウンサー「こちらご覧ください。私の身長をはるかに超える冷蔵された肉の塊が所狭しとそびえ立っています。まるで肉の樹氷のようです」



県食肉公社では「総称山形牛」のブランド力と生産者の技術を高めることを目的に、年に一度、最も品質の高い山形牛を決める「山形セレクション牛 枝肉共進会」を開催しています。



「総称山形牛」とは県内で最も長く飼育された子どもを産んだことのない雌牛と去勢された黒毛和牛のうち、肉質が3等以上のものを指します。



きょうは生産者や食肉公社の職員が、142頭の山形牛について、枝肉の赤身の色・ツヤ、各部位へのサシの入り具合などを審査しました。

県食肉公社によりますと、物価の上昇で飼料価格なども上がり、山形牛の販売価格も上がってきているということですが、出来は今年も上々で、多くの人に味わってほしいということです。



山形牛枝肉市場流通振興協議会 栗田幸太郎 会長「色々な所で今の時世を反映しつつも美味しい牛肉を食べてもいたいというのが本音です。(生産者には)総称山形牛のふさわしい生産をより続けてほしい」

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