12月6日、「加計学園杯 日本語弁論国際大会」の決勝大会が岡山市北区の岡山理科大学で開かれました。

この大会は、加計学園が国際親善に寄与しようと毎年実施しているもので、今年で14回目です。

今回は、中国や韓国、パキスタンなど7か国の予選を勝ち抜いた8人と審査会場をオンラインで結びました。

8人は「私の知っている日本」をテーマに日本語で発表し、表現力や発音、文法などが審査されました。

優勝したのは、ミャンマーのティリリンチョウさんです。

ティリリンチョウさんは、昨年日本を訪れたときに感じた日本ならではの食事マナーやその魅力などに触れ、発表後の質問にも流暢に応じていました。

筆者は審査員を務めましたが、優勝したティリリンチョウさんは日本語学習歴が2年6か月とのこと。参加者の中には、学習歴が1年に満たない人もいて、その上達の背景にある熱意を想像すると、頭が下がる思いでした。

加計学園は「この大会を通じて、海外で日本語の普及が進み、日本文化への理解が一層深まることにつながれば」と期待しています。

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