世間では、「奇跡の9連休」と話題になっている今回の年末年始。帰省や旅行、それぞれの過ごし方について街の人に聞いてみました。
40代・会社員「私も9連休お休みいただけそうです。家の掃除をがんばりたい」
20代・会社員「9連休あるので、今年は長く休みがとれる。ゆっくり旅行でもどこか行こうかな」
30代・販売員「全部私は仕事です。(連休は)うらやましい。旦那さんは全部休みなのでうらやましい」
一方、長すぎる休みに困惑する人も…。
60代・主婦「パートさんとかで勤めている方はお給料が減ってしまうから、やはりそこまではありがたい部分もあるんですけどね」
夫は8連休・妻は仕事の夫妻 夫「僕が子どもを見て自分の実家に行ったり、奥さんの実家に行ったりして過ごす」
なかには、仕事のピークを迎える人も…。
40代・予備校講師「予備校講師なので、年末こそみんなで勉強しようという感じ。受験生がんばれ!絶対合格」
温泉旅館はほぼ満室
今回の年末年始は、多くの人が27日(金)に仕事納めとなります。そのため、28日(土)から休みが始まり、正月三が日の後にも土日があるので、1月5日(日)まで最大9連休となります。この連休で、宿泊施設への予約の動き出しも早くなっています。
福島県会津若松市の老舗旅館では、年末年始は、ほぼ満室となっていて、今年は、「当たり年」と期待を寄せています。
井上和樹アナウンサー「年末年始は温泉に浸かってゆっくり過ごしたいなという方も多いと思います。ただ、こちらの会津若松市の旅館では早くも年末年始ほとんどの部屋が予約で埋まりました」
会津若松市の東山温泉にある「庄助の宿 瀧の湯」。露天風呂がある客室や、部屋食が楽しめるプランなど首都圏を中心に人気を集めています。
年末年始の予約は例年、12月に入ってから埋まり始めるといいますが、今年は11月中旬から予約が相次ぎ、連休中は“ほぼ満室”になりました。
庄助の宿・瀧の湯 齋藤純一会長「12月28日から1月3日まではほぼ満室。今後は1月5日まではいっぱいになると思う」
今年は当たり年 一方「社員の休日も…」
「予約の動きが早い」と話す齋藤さん。今年の年末年始は、休日に恵まれたため旅行需要が高まったと見ています。
齋藤純一会長「土曜日、日曜日がどの位置にあるかというのが大きな影響がある。今年はベストに近い状況。そういう意味では当たり年」
一方、この予約状況にうれしい悲鳴もあります。
齋藤会長「(年末年始が)ロングランになると、当然社員の休日も入れないといけない。その人員の補てんが大きな課題」
この旅館では、派遣会社への委託や、部署間で横断的なシフトにするなどして、年末年始の人手不足を乗り切りたいとしています。
齋藤会長「コロナ禍もあったので、今後の励みにこの9連休がなればいい」
Q.会長は9連休休めるんですか?
齋藤会長「私はほぼ休みが無いので、9連休無しで喜んで出社したい」
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