3日夜、北海道室蘭市で、自分が住む市営住宅の一室に放火したとして、無職の男(73)が逮捕されました。その後、登別市では、男の自分が焼ける火事があり、男が病院に搬送されていたことがわかりました。

非現住建造物等放火の疑いで逮捕されたのは、室蘭市水元町に住む無職の髙橋廣明容疑者(73)です。

髙橋容疑者は、3日午後8時半ごろ、室蘭市水元町の自分が住む市営住宅の一室に放火した疑いが持たれています。

火事があった市営住宅は平屋で、髙橋容疑者だけが住んでいたということです。この火事によるけが人はいませんでした。

警察の調べに対し、髙橋容疑者(73)は「間違いありません」と容疑を認めているということです。

警察によりますと、この火事の2時間後には、登別市登別港町2丁目で、髙橋容疑者の車が焼ける火事もあり、髙橋容疑者がけがをし、病院に搬送されていたことがわかりました。

警察は、髙橋容疑者が、自宅のほかに、自分の車にも放火した可能性もあるとみて、慎重に調べをすすめています。

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