青森市で「ビル」や「ホテル」を貸している企業、みどりやが2億円を超す負債を抱え、破産手続き開始決定を受けました。県内企業の倒産は、11月までに13年ぶりに年間70件を上回っていて、倒産件数の増加が続いています。
民間の調査会社「帝国データバンク」によりますと、青森市長島にある「みどりや」は、11月22日に青森地裁より破産手続き開始決定を受けたということです。負債総額は約2億8000万円です。
1987年に設立されたみどりやは、青森市内にビルやビジネスホテルを保有し、賃料を得ていました。民事再生法を一度申請し、2014年に手続きは終わりましたが、多額の債務が残る中で資金繰りが悪化したということです。
また、帝国データ―バンクは11月の県内企業の倒産は8件で、1月からの累計倒産件数は72件になったと発表しました。
2011年以来13年ぶりとなる年間70件以上の倒産件数となっています。
帝国データバンクは「この先も収益改善、過剰債務の解消などに苦戦する業者の倒産増加は避けられない」とみています。
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