2025年1月請求分の電気料金について、4か月ぶりの値下げを決めている東北電力は、4日に開いた定例会見で「料金が安くなるような取り組みを今後もやっていきたい」と話しました。
電気料金は、火力発電の燃料価格の変動に合わせて自動で調整する燃料費調整制度によって毎月見直しが行われています。
2025年1月の請求分の料金は、一般的な家庭が使う低圧の平均的なモデルで、前の月から52円減少し8730円となり、4か月ぶりの値下げとなります。
東北電力青森支店の下屋敷聡支店長は4日の定例会見で、2025年2月と3月の請求分についても女川原発の再稼働に伴って、一般的な家庭で月に520円程度割引することに触れ、今後も経営状況を見ながら県民に還元できる取り組みを前向きに考えたいと話しました。
東北電力青森支店 下屋敷聡 支店長
「少しでも皆さまの生活で電気料金が安くなるような取り組みを、今後もやっていきたいと思っております」
下屋敷支店長は、現時点で来年度以降の本格的な料金の見直しや割引の計画はないとした上で、家庭の利用状況に合わせたプランの変更などの活用も促したいとしています。
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