「闘う医学生」と呼ばれる、香川県高松市在住の格闘家がいます。香川大学医学部に通うプロのキックボクサー切詰大貴選手。今月(12月)8日、日本チャンピオンのベルトをかけた大一番に挑みます。
プロキックボクサー切詰大貴選手です。香川大学医学部に通う学生でもあります。
日本で主要な団体のひとつINNOVATIONでスーパーライト級2位に位置する切詰選手。まもなく、王座をかけた試合に臨みます。
(プロキックボクサー 切詰大貴選手)
「追い込みは終わって、あとは調節するだけなので、相手の動画を見て作戦を考えながら、練習で試しています」
180センチの長身から繰り出すリーチの長いヒザ蹴りや右ストレートが武器です。
医者とチャンピオン…2つの夢を追いかける
おととし、プロデビューしてから、6戦6勝2KOと無敗記録を更新し続けています。医者とチャンピオン、2つの夢を追いかけて、昼は大学で医学の勉強、夜はハードな練習をこなしてきました。「夢のベルト」まであと1勝、気合も十分です。
(プロキックボクサー 切詰大貴選手)
「対戦相手はベテランで50戦ほどしている選手ですが、勝ちにいくので、最後は僕が勝っていると思います」
先月(11月)26日、香川県庁を訪れた切詰選手です。池田知事に王座決定戦への出場を報告し、「必ず勝利して帰ってくる」と意気込みを語りました。
(プロキックボクサー 切詰大貴選手)
「いま出場している団体でベルトを獲ることがひとつの目標だったので、その目標をやっとかなえることができるチャンスなので、全力で頑張ります」
切詰選手が出場するINNOVATIONスーパーライト級王座決定戦は、今月8日、東京都の品川インターシティホールで開催されます。
【スタジオ】
切詰選手はゆくゆくは「RIZIN」など「大きな大会に出場したい」と話していて、今回、日本タイトルを獲得できれば、出場も視野に入ってくるということです。来年3月に、オープンしたての県立アリーナで開かれる大会に出られたら、とも話していました。
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