東京電力は4日、福島第一原発3号機の溶け落ちた核燃料の取り出しに向け、格納容器につながる配管周辺を、カメラを使って確認する調査を始めました。
福島第一原発の1号機から3号機には、溶け落ちた核燃料=燃料デブリがおよそ880トンあるとされ、このうち2号機では11月、デブリおよそ0.7グラムの試験的な取り出しを行いました。
こうした中、東京電力は3号機でもデブリの取り出しに向け、格納容器につながる配管周辺を、カメラで確認する調査を4日から始めました。
調査は、格納容器へのアクセス経路を調べるほか、放射線量の測定などを行う予定で、12月中旬まで続く見通しです。
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