新年に福島県双葉町で開かれる「ダルマ市」に向け、いわき市では、ダルマ作りが最盛期を迎えています。
雄大な太平洋をイメージした青の縁取りが特徴で、双葉町の花「サクラ」が描かれている「双葉ダルマ」は、町の復興のシンボルです。
いわき市の作業場では、年明けに行われる「ダルマ市」に向けて、いま、ダルマ作りが最盛期です。
江戸時代から続く伝統の「ダルマ市」は去年、原発事故後12年ぶりに町内で再開されました。作業に当たるJAの女性部では、ふるさとの風景を思い浮かべながら黙々と筆を運んでいました。
JA福島さくら女性部双葉支部・石田恵美さん「みんなが変わらず元気で過ごせることがいいかなと思って、皆さんの健康を願って描いています」
双葉町のダルマ市は来年1月11日と12日に、JR双葉駅前で開かれます。
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