体調不良により療養を続けていた新潟市の中原八一 市長がおよそ3か月ぶりに公の場に姿を現しました。「体調は万全ではないが、市政運営に力を尽くす」としています。

新潟市議会の本会議を前に開かれた全員協議会。新潟市の中原八一 市長が3か月ぶりに公の場に姿を見せました。

【新潟市 中原八一 市長】「市民、関係者の皆様にご迷惑とご心配をおかけすることとなり重ねてお詫び申し上げます」

9月4日、姉妹都市のフランス ナント市へと向かう直前に東京都内で体調を崩した中原市長。

中原市長によりますと、激しい吐き気やめまいに襲われたということです。
その後も極度の疲労と不眠などが続き、医師から「登庁しての執務は控えるべき」との診断を受けたそうです。

およそ3カ月にわたり市のトップが不在の状態が続き9月議会も欠席。

「市政の停滞」が懸念されていたことについては…。
【新潟市 中原八一 市長】「市政の仕事が十分はかどっているかどうか、多々心配することはありましたけども、副市長や市の職員がしっかりサポートしてくれた」

中原市長は、「迷惑をかけた」として市長給与を減額するとしています。

また体調を崩す直前には、持病などに関連して医師から注意もあったそうです。
【新潟市 中原八一 市長】「ドクターからこの辺り気を付けなさいというあたりをほったらかしにして、こんな状況になってしまったのかなと反省しています」

そして気がかりな現在の体調については…
【新潟市 中原八一 市長】「体調の方は残念ながら万全とは申し上げられませんが、徐々に回復しつつありますので、引き続き地震対応などをはじめとした市の重要な事柄について全力で運営を行ってまいります」

中原 市長出席のもと始まった12月市議会。今後は、体調を見ながら公式行事などへの出席も増やしていくとしています。

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