能登半島地震の被災地では今も多くの地域で断水が続く中、石川県穴水町では公共施設の水道復旧工事が急ピッチで進められています。

穴水町では先月上旬に水道管への通水が再開したものの、工事業者の不足などにより水を引くための修理が追いつかず、各家庭で水が使えない状態が続いています。
こうした中、県内の設備事業者でつくる「石川設備会」では、多くの住民が使う集会所など公共施設の水道復旧工事を無償で行っています。


石川設備会・山岸正樹さん
「早く復旧できればいいと思うけど設備業者もあまりいないと思うので、助け合ってできればと思う」
穴水町曽良地区・船本義則区長
「水が出なかったので自衛隊の給水とか手分けして運んでなんとかやってきたけど、水が出たので地区として本当に助かる」


地震発生から3か月以上たった今も、被災地ではライフラインの確保が大きな課題となっています。

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