広島市西区で起きた大規模な陥没事故で、事故原因を調査する検討委員会の初会合が30日開かれました。
有識者でつくる事故調査検討委員会は、広島市西区で9月に発生した陥没事故の現場を訪れ、市の職員などから説明を受けました。事故は、市が進めていた地下30メートルでの雨水管工事に伴い起きました。
委員会では、施工業者から施工・地質データのほか、掘削に使われていた「シールドマシン」内部で大量の出水があったことなどが報告されました。委員からは「マシンを調べる必要があるが、時間と経費がかかる」などの意見が出されました。
事故調査検討委員会 小泉淳座長
「工事をこれから先進めるとしても、原因が分からなければ対策が打てない。地中のシールドマシンをどうするのかという話もある。使うとなると修理をしなければならない」
委員会では早期の原因究明にむけ、今後も議論が続けられます。
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