県外で活躍する青森県民を紹介するターニングポイント。人生の転機となったそのとき、どのような思いや決意があったのか。第103回のストーリーは階上町出身でお笑い芸人のカミノシュウヘイさん。

松竹芸能で、中野文也さんと共に“トワイライト渚”というコンビ名でお笑い芸人をやっている。

「トワイライト渚」のカミノシュウヘイさん(左)と中野文也さん(右)

お笑いという憧れの世界へ

おしゃべりが大好きな子だったカミノは、テレビのお笑い番組をよく観ていた。

カミノシュウヘイさん
「テレビで観た面白いお笑い芸人のネタをマネてやったりするような子どもでしたね。何となく憧れの世界でした。ずっとバラエティー番組は観ていたので」

元プロ野球選手の松井稼頭央に憧れて高校まで野球をやっていたが、卒業したら芸人になることも考えていた。

しかし、お笑い番組や芸人のDVDを見れば見るほど、難しさを覚えた。

カミノシュウヘイさん
「これは、すごい職業すぎるな、自分の面白さってここまで行く程じゃないだろうし…というのがあったので」

親のことも考え大学に進学。

就職活動が始まる大学3年。バラエティー番組を作るテレビ制作会社も考えたが、お笑い芸人の道へと走り始める。

大学3年で決めたお笑い芸人の道

カミノシュウヘイさん
「東京には、大学のお笑いサークルの文化が結構あって、ネットで調べたら、その人たちがお笑いライブをやっているというのを知ったんです。俺も大学生だから出てもいいよねと、バカなふりをして主催者に出させてくださいとお願いしたら出させてもらえて…」

ネタを何度か披露していくうちにコントの面白さに目覚め、本格的に芸人として活動を始める。

ピン芸人として活動した後、4人組、コンビ芸人として活動していた。しかしコロナをきっかけに解散。今のコンビ“トワイライト渚”へと物語は続く。

“トワイライト渚”を結成 コントの頂上へ

カミノシュウヘイさん
「僕はネタ作りとか没頭しちゃうタイプ。相方はそれを全部受け止めてくれる人。懐が深いので、そういった意味では感謝してます。いいバランスでやれてるかなと今のところは思っています」

現在の活動の中心はライブ。得意とするのは女性を演じること。目指すは“トワイライト渚”でコント芸人の頂点を極めることだ。

カミノシュウヘイさん
「キングオブコント、そこでチャンピオンになりたいなっていうのは一番大きな目標です」

単独ライブで全国いろんな人にコントを見てもらいたいという カミノシュウヘイさん

トワイライト渚 第1回単独ライブ「シーサイド24」
日時:12月13日(金)19:00開場/19:30開演 
会場:しもきたドーン(東京下北沢)

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