こども家庭庁は28日、若い世代に性や妊娠の正しい知識や健康管理を促す取り組み「プレコンセプションケア」を普及させようと、有識者検討会の初会合を開いた。情報提供や相談支援を巡り協議し、5カ年計画を取りまとめる方針。三原じゅん子こども政策担当相は「人生設計を支援する上で実効性のある取り組みが必要だ」と述べた。  都道府県などが、性感染症や予期せぬ妊娠の悩みのほか、子どもを持ちたいカップルらへの相談支援をしているものの、広く知られていないことが背景にある。  この日の会合では、20代の学生や子どもがいる男性ら4人からヒアリングした。

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