広島の「食」の魅力を発信します。地元で水揚げされたオコゼと日本酒をペアリングするワークショップが呉市で開かれました。
ワークショップは県が推進する「おいしい!広島」プロジェクトの一環で開かれました。
県は広島の「食」の魅力を発信し、ブランドイメージを高めようと市や町などと連携して取り組んでいます。
この日の主役は呉市で水揚げされた「オコゼ」です。「コワモテ」な見た目が特徴です。
調理を担当したのは「コワモテ料理長」としてSNSなどで人気のクレイトンベイホテルの料理長・鷹林勲さんです。
クレイトンベイホテル 呉濤 鷹林勲料理長
「オコゼは見た目にインパクトがある。身は白身で繊細で上品な味」
瀬戸内海で獲れる「オコゼ」の味に地元の漁師も太鼓判を押します。
地元漁師
「小魚をしっかり食べて太っている。太ったオコゼは良い出汁がとれて、タイよりも甘い」
地元で獲れた「オコゼ」を鷹林料理長はお造りや唐揚げなどにして振る舞いました。
参加者
「甘くて弾力性があって、プリプリ感やホクホク感が違う」
ワークショップでは、広島出身のソムリエもオコゼと日本酒のペアリングを提案しました。
ソムリエ 川崎健太さん
「オコゼは優しい味わいなので『雨後の月』の低アルコールで造った吟醸酒がマッチする。呉の海で獲れた魚と合わないわけがない。毎日のように皆さんに楽しんでほしい」
クレイトンベイホテル 呉濤 鷹林勲料理長
「それぞれの料理の特徴に合わせて酒を選ばれている。料理も酒も楽しんでもらいたい」
参加者たちも思い思いにペアリングを楽しんでいました。
参加者
「すっきりして料理と合う」
別の参加者
「すっきりがいいのか、お米系がいいのか…」
県は地元食材と酒のペアリングなど、広島の食文化を県内外に発信していきたいとしています。
広島県農林水産局 担当課長
「まずはお店におすすめしてもらいたい。県民がおいしいと思ったら『#おいしい!広島』で発信していただく。それを見た世界中の方が食べに来る。県民の誇りにつながっていく好循環が生まれたらいい」
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