皆さんは『健康経営』という言葉、耳にしたことはありますか?企業が従業員の健康づくりに取り組むことで働く人の活力向上や生産性の向上に繋がるというものです。この健康経営を積極的に取り入れている新潟市東区の会社を取材しました。
道路の維持管理などを行う新潟市東区の北陸保全工業です。
玄関を入ると…そこには縄跳びが。
使っているのは従業員です。
「運動不足だなと感じるときにしています」
さらに社内を覗くと、血圧計に口腔ケアセット。
健康を気遣う道具があちらこちらに設置されています。
【北陸保全工業 青池仁 総括代表】
「うちは作業員の健康があっての仕事なので、健康第一、工事をまず安全にやってもらうっていうところを考えまして、社員が健康であるようにと」
4年前から取り組んでいるという「健康経営」。毎日午後2時半になるとラジオ体操も行います。
【従業員】
「眠くなる時間帯なので、リフレッシュとか、肩こりの予防とかに効果があるのかなと思います。夕方まで頑張ろうってなりますね」
さらに健康経営は食事面でも。
【記者リポート】
「コーヒーやお茶のボタンがありますが、すべて砂糖不使用です」
こうした取り組みの結果、健康診断で高血糖と診断された従業員の割合は、2年前より6%減少しました。
そして北陸保全工業では従業員が主体的に行っています。
【北陸保全工業 青池仁 総括代表】
「健康経営の推進本部を社員から集めまして、社員が代表になって、その人たちが何をしようか(考える)」
会社には意見箱も設置。従業員自ら健康経営に携わることで、会社全体の健康意識が高まったそうです。
このような積極的な健康経営の取り組みは、県や新潟市からも評価されています。
【北陸保全工業 青池仁 総括代表】
「今年は新潟県からグッドスポーツカンパニー賞受賞、それを糧に一層充実した取り組みという中で推進本部から上がってきているので、そういったものを一つ一つ着実に実行していく」
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