5月1日は、労働者の祭典「メーデー」です。青森市では県中央集会が開かれ、参加者たちが物価上昇を上回る賃上げなどを訴えました。

青森市の青い森公園で開かれた「メーデー青森県中央集会」には、23団体から210人が参加しました。

集会では、県労働組合総連合の奥村榮議長があいさつし、物価高騰による可処分所得の低下で、生活は悪化の一途を辿っていると訴えました。

その上で、生涯賃金で5800万円の差がある男女間の賃金格差の是正や最低賃金の1500円以上への引き上げなどを求める「メーデー宣言」を採択しました。

青森県労働組合総連合 奥村榮議長
「暮らしを守れ。そのために大幅賃上げ、団結してがんばろう」

このあと参加者たちは、のぼりを掲げて市の中心部をデモ行進し、安定した生活を守るための最低賃金の引き上げなどを訴えました。

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