歴史的な快挙を達成した尊富士に、1日、県褒章が贈られました。力士に贈られるのは34年ぶり、奇しくも、師匠・伊勢ヶ浜親方以来の受賞となりました。

たくさんの県職員に拍手で出迎えられながら、尊富士は1日午前、関係者とともに県庁を訪れました。

授与式では、宮下宗一郎知事から褒章とともに、『110年ぶり』にかけて110kg分の県産米が贈られました。

3月の大相撲春場所では、足のけがをこらえながら、新入幕力士としては110年ぶり、そして、初場所から10場所目という史上最速での優勝を果たした尊富士。

歴史的な偉業に贈られた県褒章は、力士として9人目。師匠である伊勢ヶ濱親方が1990年に受賞して以来、34年ぶりとなります。

尊富士 関
「素直にうれしいです。本当に青森県のために少しでも頑張れたなというのは、こうやって表彰されて実感します」

倉島彩能 記者
「県庁で授賞式を終えた武富士が、五所川原市へ向かいます」

また、地元の五所川原市では今回新たに市民栄誉賞が設けられ、佐々木孝昌市長から賞状を受け取ると、晴れやかな表情を浮かべていました。

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