子育て中のママが感じる"あるあるネタ"を名画を利用してSNSで発信したものが、大きな反響を呼んでいます。
そして、今回、その投稿をもとに本が出版されました。
著者のペンネームは、「ズボラかーちゃん」。
この方、島根県在住ということでどんな方か、取材しました。
「『今オムツ替えたのに…』 うんちからのうんち」
ズボラかーちゃん
「一度、赤ちゃんのおむつを替えて、『さぁ、すっきりしたね』と思ったその瞬間にまた、ブリブリブリみたいな感じで…」
「あっ、今、おむつ替えたばっかりなのに…」
そんな子育て中のママが体験したり、感じた"あるあるネタ"をまとめたタイトルずばり、「子育てあるある美術館」が11月、文響社から出版されました。
その著者が島根県在住の「ズボラかーちゃん」です。
ズボラかーちゃん
Q.なぜ思いついた?
「家事をしてたり、子どもとのやりとりだったり、いろいろ家のことをしている中で、『あっ、これは共感性あるものかも』『これは私だけじゃなくて、世の中のママたちみんなが思うことかも』と思った瞬間に、携帯にメモしたりする」
2児の母であるズボラかーちゃん。
自分が子育てをしながら感じる思いや悩みをインターネット上にある
著作権フリーの名画に載せてSNSで発信したところ、大バズり。
SNSの反応
「あるあるすぎる」
「共感力の破壊力、半端ないです」
3児の母である
BSSの丸山アナウンサーも。
BSS 丸山聡美アナウンサー
「みんな考えていること同じ」
ズボラかーちゃん
「みんな同じこと考えてる。でも、笑うことで消化される」
ズボラかーちゃん
「最初は、いろんな人が共感してくれると嬉しいなと思って投稿したものだったが、次第に(共感の)声が増えて、逆に、私が支えられている。私一人だけじゃないんだな、みんなそんな風に思っているんだな」
そんな、SNSの投稿が出版社の目に留まり、今回、全て、新ネタ書き下ろしで書籍化されました。
文響社編集部 畑北斗さん
「おぉ、これは、なんか化学反応が起こっているな。思わず、全部読んで、笑っちゃった。なかなかこういうもので、声上げて笑う体験が久しくなかったので、『これはもしかしたら、本になるんじゃないか』というところで」
この本、ページをめくると、もともとの名画の解説も掲載されています。
BSS 丸山聡美アナウンサー
「これ、ホントに、この言葉のために当時、描かれた絵ですよね。」
ズボラカーちゃん
「そういう絵にしか、見えなくなってくる」
現在、ズボラかーちゃんのお子さんは10歳と7歳。
幼児期の子育ては一段落したものの
育児あるあるは、いくつになっても
なくなることはありません。
ズボラかーちゃん
「今も今で、悩むことはあるけど」
「その時その時で、悩むものはちょっと変わってくるなぁ」
「自分の身の回りに起こったことを、いかにリアルに伝えるかだと思っているので」
「これからも変わらず、投稿していきたい」
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