きょう、5月1日は労働者の祭典・メーデーです。

山口市で労働組合が集会を開き、最低賃金1500円の実現などを訴えました。

5月1日は、1886年アメリカで1日8時間労働を訴える運動が起きたことから労働者のための日とされます。

山口市の県教育会館には自治労や医労連など労働組合などから120人が集まりました。

山口県メーデー 石田高士 実行委員長
「目先の利益優先の政治のもとで人口減少が加速し、働き手不足など地域社会そのものの維持が困難に直面している。まさに日本の失われた30年の原因になってきたのではないでしょうか」

集会では、「物価高に見合った賃金が必要」として最低賃金を1500円に引き上げることや戦争のない平和な世の中を実現することを訴える声があがりました。

集会では、格差の解消、貧困の撲滅を目指し力を合わせようというメーデー宣言が採択されました。

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