東京電力は21日午後2時半ごろ、柏崎刈羽原発5号機の緊急時対策所に設置している衛星電話5台のうち1台が不調であることを確認し、その後午後5時10分に使用できないことを確認したため、『7号機の原子炉施設の保安規定に定める運転上の制限(LCO)』から逸脱したと判断したと発表しました。
保安規定では、安全機能を確保するために必要な機器の台数を「運転上の制限」と
して定めていて、“常設の衛星電話設備は5台が動作可能であること”としているということです。
この衛星電話は緊急時に自治体などに連絡する際に使用するもので、使用済燃料プールや原子炉の冷却には影響しないということです。
東電は衛星電話が故障した原因を調べています。

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