東京電力福島第一原発2号機の使用済み燃料プールにつながるタンクの水位が低下していたことについて、東京電力は原因の調査を完了し、燃料の冷却再開に向けた準備を進めることを21日、明らかにしました。
福島第一原発2号機では、8月から使用済み燃料プールにつながるタンクの水位が低下したため、燃料の冷却を停止させて原因を調べていました。
調査は18日までに完了し、東電は配管の腐食が原因とする見解をまとめました。腐食は震災後に注入された海水などによって、起きたと推定されています。
調査の過程で、配管の腐食は新たに2か所見つかったということで、東電は補修が終わり次第、試験運転を経て冷却を再開する予定です。
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