甲府地方気象台は21日、南アルプスの甲斐駒ヶ岳で初冠雪を観測したと発表しました。
平年より22日、去年より8日遅い観測で山梨県内の山は冬の装いとなりました。

気象台によりますと甲斐駒ヶ岳周辺では、20日の早朝から雨が降り、気温の低い山頂付近では雪となっていました。

そして雲が取れた21日の早朝、甲府市にある甲府地方気象台から職員が目視で初冠雪を観測しました。

平年より22日遅く去年より8日遅い観測です。
1928年の観測開始以来4位タイの遅さとなりました。

また、けさは甲斐駒ヶ岳と同じ南アルプスの白根三山が雪を被った様子も確認できました。

一方、富士北麓は厚い雲に覆われていましたが、山頂付近が雪化粧した富士山の姿を眺めることもできました。

オーストラリアからの観光客:
「素晴らしかった。とても幸運でした」

秋が深まる中、県内の山々がすっかり冬の装いとなりました。

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