原発の再稼働を求める経団連のメンバーが21日、柏崎刈羽原発を視察しました。十倉会長は「早期に再稼働できることを大いに期待している」と述べました。
21日正午ごろ、柏崎刈羽原発を訪れたのは十倉雅和 会長ら経団連のメンバーです。
【柏崎刈羽原発 稲垣武之 所長】「技術的には再稼働の準備が整ったというところでございます」
十倉会長らは東京電力が再稼働を目指す7号機の安全対策を確認。
福島第一原発の事故を受けて取り入れた新たな安全対策を確認したほか、原子炉建屋の爆発を想定した消火訓練も見学しました。
視察を終えた十倉会長は東京電力との懇談の中で…
【経団連 十倉雅和 会長】「地元の方々のご理解を得ることを大前提に、柏崎刈羽原発が早期に再稼働できることを大いに期待しています」
7号機の再稼働を巡っては地元の同意が焦点となっていて、花角知事は再稼働について自ら判断した上で「県民に信を問う」としていますが、その時期や方法を明らかにしていません。
【経団連 十倉雅和 会長】「日本経済の成長を担うのはクリーンな電源・電力、柏崎刈羽原発ぜひ頑張ってほしいし、最後は知事、県民の皆さまの判断になると思うが、一刻も早くなることを願っている」
十倉会長は地元経済界とも連携し、立地地域が経済的なメリットを受けられるような産業政策を検討していきたいとしました。
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