全国の動物園からキリンを担当するスタッフや獣医師が集まり、キリンの生態や飼育方法を学ぶ「キリン研究会」が21日盛岡市で始まりました。
キリン研究会はキリンの飼育技術の向上を目指し2013年から全国各地で行われているもので、県内で開催されるのは今回が初めてです。21日は盛岡市動物公園ZOOMOを含む全国33の動物園からキリンを担当するスタッフや獣医師54人が集まり、始めに「キリンのひづめのケア」について講演した岩手大学の岡田啓司名誉教授の話に耳を傾けました。盛岡市動物公園では2021年8月、オスのキリン「リンタ」がひづめの伸びすぎによる運動不足が原因で死んでいて、ZOOMOのスタッフからはその際の状況や治療の様子などが伝えられました。
(盛岡市動物公園ZOOMO 丸山 孝作さん)
「キリンのひづめで悩んでいる、それを解決することによって、ただ飼うだけではなくて、心も体も健康で長生きしてもらえるような飼育につながればいいと思う」
「キリン研究会」は22日もZOOMOを会場に行われます。
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