広島県のJR芸備線で、線路の除雪作業にあたる「ラッセル車」が、冬に備えて試運転をしました。

JR芸備線のラッセル車は、冬の間に雪が積もった際、庄原市の東城駅から備後落合駅までの約26kmの区間で、除雪作業をします。

JR西日本の職員5人が線路の雪をかき出す「フランジャー」と、左右に雪をはねのける「ウイング」が正常に動くかを点検すると試運転です。

ラッセル車の除雪作業は、積雪がレールから10cm以上になったら行われます。

昨シーズンは暖冬のため、ラッセル車の出動は1月末の1回だけだったということです。

JR西日本倉敷保線区新見保線管理室 清水豪士室長「ことしは去年より寒くなると聞いてます。雪が降る確率も上がると思いますので、それが出たときにしっかり自分たちが除雪作業をできるように準備していこうと思ってます」

「ラッセル車」は来年3月上旬まで東城駅に配備され、冬の列車の運行を支えます。

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