ブドウの産地・長野県中野市で、ハウス栽培のナガノパープルの出荷が始まりました。

中野市若宮(わかみや)の共選所では、1日朝、ハウス栽培のナガノパープルおよそ90キロが持ち込まれ、粒の大きさやキズの有無など、品質の検査が行われました。

JA中野市によりますと、例年より数日遅れの出荷開始で、2024年は3月に急激に寒くなったことから若干小粒傾向ですが、着色はよく、糖度は18度から19度と、甘みが非常に強いということです。

主な出荷先は、東京や大阪などの大都市圏で、1キロ1万2000円ほどで取り引きされます。

JA中野市・下田貴之ぶどう部会長:
「長野県を代表する品種のナガノパープルですので、今年も糖度がのっておいしく仕上がっていますので期待していただきたいと思います」

5月中旬からはシャインマスカットも出始める予定で、ハウス栽培のブドウの出荷は、露地物が始まる8月ごろまで続くということです。

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