体調不良のため9月から療養を続けている新潟市の中原八一市長が12月議会に出席する方向で準備を進めていると新潟市が19日、明らかにしました。議会への出席をきっかけに公務への完全復帰を進めていく予定です。
19日に開かれた12月市議会の議案などについて話し合う、議会運営委員会。
9月議会は市長不在で行われたため12月議会で市長が出席するかどうか注目されていましたが…
【新潟市財務部 渡辺東一 部長】「(中原市長は)市議会12月定例会に出席する方向で準備を進めております」
9月4日に体調を崩して以降、自宅療養が続いていた中原市長ですが、新潟市によりますと、先週から体調を見ながら短時間、登庁しているということです。
今後も自宅療養を続けながら、登庁できる時間を増やし、12月議会の出席を目指すということです。
【新潟市 財務部 渡辺東一部長】「市役所として大切なことを決めていかなければいけない時期がありますので、そこについては、準備を最大限整えながら協議していきたい」
議員からは、議論が深まることを期待する声も…。
【平松洋一 市議会議員】「しっかりその予算を決めていただいて、やっぱり4月から執行できるような形を期待します」
関係者によりますと、12月議会初日の来月3日、所信表明演説で市長自らが自身の病状などについて説明する方針だということです。
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