税金の払い戻しがあると嘘の電話をかけ現金をだまし取る特殊詐欺が県内で相次いでいます。

沖縄市で18日夜、80代の女性に役所の職員を名乗る男から「3か月分の医療費の払い戻しがあります。口座に返金します」などと電話がありました。

女性は電話で男の指示を受けながらATMで指定された口座におよそ50万円を振り込み、その後、役所に確認してだまし取られたことに気づいたということです。

このほかにも通話アプリで偽の逮捕状を示され現金450万円を振り込んだり、税金の払い戻しを受けようとATMを操作し現金をだまし取られたりするなどの特殊詐欺が先週から相次いで発生しています。

県内での特殊詐欺の認知件数は120件と去年の2倍以上となっていて、被害額はおよそ1億7200万円にのぼっています。

毎年、年末にかけて医療費や税金の還付をかたる詐欺が多く発生することから、県警はこうした電話があった場合には必ず詐欺を疑い家族や友人、警察に相談するよう呼びかけています。

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