与えられた指示に応じて瞬時に文章や画像を生み出す生成AIを経営に活用してもらおうと、盛岡市で岩手県内の企業を対象にしたセミナーが開かれました。

これは県工業技術センターが初めて開いたもので、ITや印刷、食品加工などさまざまな分野の企業から合わせて23人が参加しました。
皆さん、生成AIの職場での活用は進んでいるのでしょうか?

(参加者は)
「IT関係です。まだAIといったものも会社内で踏み込んでないところがあるので。印刷に関するところを中心に。使われ始めて、さらにそこから活用の段階のところまできています」

生成AIは文章を作成したり、アイデアを出したりする以外にも、膨大な資料から必要な情報を探し当てる場合にも強みを発揮します。
例えば会社を長期欠勤する場合に必要な手続きを尋ねてみると…

(江幡記者やりとり)
「(長期欠勤中の場合は業務上の公傷または公傷(無給)として登録します。こちら実際の文章をここで確認することができます」

14日は多くの会社でよく使用される文書の作成や表計算ソフトと連携できる生成AIのアプリを利用して、生産性を向上させる実技も行われました。
適切に指示ができる命令文=プロンプトを出すコツが紹介されました。

(県工業技術センター 千田麗誉さん)
「デジタル化の一歩ということで、初級編を受けていただいて人材不足、それから業務効率のアップを後押しできればいいなと思っています」

参加者は生成AIを使いこなして事務の効率化やビジネスチャンスの拡大を図ろうと、意欲的に取り組んでいました。

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