まだ晩秋の佇まいが色濃く残る青森県内ですが、年の瀬を迎える作業が始まっています。弘前市の観光施設では、恒例の「干支ねぷた」の制作が始まりました。

弘前市の「津軽藩ねぷた村」では、金魚ねぷたの骨組みをアレンジして毎年いまの時期、次の年の「干支ねぷた」を制作していて、2024年で40年目を迎えました。

制作が始まった「巳ねぷた」は、神の使いとされる白蛇をベースにして、爽やかな青色の胴に弘前らしさを感じさせる「サクラ」の花があしらわれています。

手には「打ち出の小槌」と「リンゴ」。つぶらな瞳に茶目っ気たっぷりのかわいらしい「舌」がアクセントです。

津軽藩ねぷた村 檜山和大 さん
「ヘビは長い動物なので、丸い形におさめるのはすごくむずかしい。金運を上げるというので、青森の経済がどんどん潤っていくような1年になればいいという思いを込めた」

「巳ねぷた」は大中小の3種類あり、2025年1月末までに3500個作られるということで、津軽藩ねぷた村はじめ青森市のアスパムなどで販売されています。

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