きょう寒河江市の幼稚園では、あるお芝居が披露されました。

可愛らしいキャラクターが、子どもたちに伝えたいメッセージとは…

「みんな~おはようございます!」

佐藤真優アナウンサー「森をイメージした舞台に可愛らしいキャラクター!こちらでは子どもたちに森の大切さを伝えようと、森の教室が開かれています」

「森の教室」とは、子どもたちに森林の役割や大切さを伝え、豊かな自然環境を守っていこうと、やまがた森林(もり)と緑の推進機構などが2012年から全国の幼稚園などで開催しています。

きょうは、寒河江市の幼稚園で教室が開かれました。

森のお姉さんに、森作りの名人・どんぐりくん。そして学習ロボット・ふぁみたんが子どもたちに伝えたのは、山や森の役割です。

どんぐりくん「森は降ってきた雨を地面の中にためて、少しずつ川に流してくれる。緑のダムって呼ばれているんだよ、すごいでしょ!」

さらに、山が溜めた水は…。

ふぁみたん「森から流れた水が川になって、遠い海まで流れていることに気づいたんだ」

佐藤真優アナウンサー「森のお勉強が終わった後は、森の動物を学びます」

子どもたちは、私たち人だけでなく沢山の生き物の家ともなる森の大切さも学びました。

ノリノリなのは子どもたちだけではありません。

園児「(Q.きょうどうだった?)楽しかったー!」

園児「(Q森どう?)大好き!天ぷらにできる花とか葉っぱとか、どんぐり広いとか、栗拾いが好き」

やまがた森林と緑の推進機構 斉藤康雄 主事「幼少期の経験が大事になってきますので、ここで学んだことを原体験として、大人になってから森林のことについて考えていただけたらと思います」


「どんぐり隠れるくらいね」

そして、「森の教室」のラストは、子供たち自ら園のプランターにどんぐりを植えました。

園児「(Qどんぐり植えてみてどうだった)楽しかった」

園児「緊張しちゃった」

園児「(Q.どんな風に育つと思う)なんかさ、水とかあったらいいんじゃない?って思ったんだよね」

どんぐりは子どもたちとともに成長し、大きくなった苗木は、身近な森作りに活用されるということです。

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