鳥取県オリジナル品種のナガイモ、北栄町の特産品「ねばりっこ」の出荷が始まり、きょう出発式が開かれました。
安松裕一 記者
「こちらが北栄町特産のねばりっこです。これは最も大きい4Lサイズ、かなり重たいです」
「ねばりっこ」は、「砂丘ながいも」と粘りの強い「いちょういも」を掛け合わせ開発された鳥取県のオリジナル品種。
いまや北条砂丘でのナガイモ栽培のおよそ8割以上を占め、粘りが強くコクがあるのが特徴で、ふるさと納税の返礼品としても人気です。
今シーズンの本格的な出荷が始まり、きょうは、出発式が開かれました。
近年、高齢化などによる生産者の減少で作付面積は減ってきていて、今年は夏の高温などの影響を受け少し小ぶり傾向ということですが、味は変わらずおいしく育ったということです。
JA鳥取中央 長芋生産部 竹本健二 部会長
「生産者全員、一生懸命作りました。日本全国のみなさんにおいしく食べていただけたらと思います」
JA鳥取中央では、「ねばりっこ」とナガイモを合わせ、およそ690トンを出荷し4億4000万円の販売を目指しています。
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