昨シーズン、雪不足でオープンが年明けまでずれこんだ青森県大鰐町のスキー場で、12月の営業開始に向けてリフトの取り付け作業が始まりました。
リフトの取り付け作業が始まったのは「大鰐温泉スキー場」の国際ファミリーリフトです。
12日は、午前9時から作業員たちが重さ80kgのリフトを12m間隔でワイヤに固定していました。
4日かけて約300基、取り付けるということです。
暖冬だった昨シーズン、「大鰐温泉スキー場」は雪不足に悩まされ、オープンは当初の予定から1か月ほど遅い、年明け1月7日にずれ込みました。
また、スキー大会の会場から外れるなどし、来場者は約1万2000人と過去最も少なくなりました。
気象庁によりますと、北日本の向こう3か月の降雪量は平年並みか多い見込みで、スキー場では今後の天候に期待を寄せています。
大鰐温泉スキー場 渡邊時則 支配人
「昨シーズンは本当に雪が少なくて営業できたり、また休止したり、本当にお客様にご迷惑をおかけしました。今年は12月21日オープンですので、それに合わせて雪がたくさん降ってほしいと思います」
大鰐温泉スキー場では今シーズン、3万人を超える利用客を見込んでいます。
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