もしもの時に適切な行動で命を守ってもらおうと、三川町の小学校で、水害について学ぶ防災教育が行われました。
庄内地域の道路と河川を管轄する酒田河川国道事務所では、自然災害に対する心構えと知識を身につけてもらおうと、朝礼の時間に「防災朝会」と題して特別授業を行なっていて、きょうは三川町の東郷(とうごう)小学校で実施されました。
「大雨などによって川の水の量が普段よりもたくさん増えた状態を洪水といいます」
三川町を流れている赤川は、これまで何度も大規模な洪水が起きているほか、今年7月の大雨では東郷小学校の学区内でも床下浸水などの被害が出たことから注意が必要です。
会では、三川町のハザードマップを参考にしながら自治体が発表する警戒レベルに応じた行動を確認しました。
また、適切な行動をとるにはどの段階でどう動くかをあらかじめ想定しておく「マイタイムライン」の設定が重要になることも学びました。
児童「早めに逃げることが大事」
児童「何を準備しておいてどこにいけばいいのかを覚えていくと安心」
酒田河川国道事務所 流域調整課 澤隼斗 係長「危険性を子どもの方から大人の方に伝えてもらいたい」
東郷小学校では今後、水害を想定した防災訓練も予定しているということです。
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