ようやく秋が深まってきた感がありますが、山口市の山あいで国道脇の交通安全かかしを地域の人が衣替えさせました。
山口市阿東嘉年にたたずむかかし。
地元の婦人会などが35年ほど前に立てたものです。
地域を見守る「お地蔵さん」のような存在で道行く人に交通安全を呼びかけています。
秋の深まりをようやく感じられる季節になり、地域の人がTシャツ姿の夏仕様から秋を思わせる着物に着替えさせました。
山口警察署の警察官らも作業に加わりました。
嘉年婦人会のメンバー
「『みなさんを守ってください』って、ここを通っても『おはようございます!』っちゅうて、これとものを言うてとおります」
雨の日も雪の日も地域の交通安全を見守ってきたかかし。
そのかかしを守るのは地域の人たちです。
着物は、婦人会のメンバーが着なくなったものを仕立て直しました。
地元の人たちが思い思いに顔を書き入れて交通安全かかし、秋冬バージョンの完成です。
嘉年婦人会 山村加世子会長
「みなさん交通事故のないようにそして、元気で暮らせるように建てました」
山口警察署交通課 長尾詩織係長
「みなさんが一生懸命取り組んで頂いているので交通安全の輪がどんどん広がっているような気がします」
交通安全を呼びかける6体のかかし。
来月にはクリスマスバージョンに衣替えするそうです。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。