パレスチナ自治区ガザでの停戦交渉を仲介してきたカタールは9日、イスラエルとイスラム組織ハマスが停戦への意欲を示すまで仲介を一時停止すると発表しました。

ガザ地区では10日もイスラエル軍とハマスとの戦闘が続き、パレスチナメディアは北部ジャバリヤの住宅が空爆され、36人が死亡したと報じました。

停戦と人質解放に向けた交渉が難航する中、カタール外務省は9日、声明を発表し、停戦交渉の仲介を停止したことを明らかにしました。

“イスラエルとハマスが停戦への意欲と真剣さを示せば再開する”としています。

一方、イスラエルメディアは、アメリカ政府がカタールに対し、ハマス幹部の国外追放を求め、カタールが同意したと報じました。

これについて、カタール政府は首都ドーハにあるハマスの事務所について、2023年の停戦実現に貢献したと強調し、報道を否定しています。

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